昼夜逆転生活で困っていたら病気だった話

エッセイ

先日、といっても3カ月くらい前だけど、ロングスリーパーと夜型の話を書きました。

フリーランスだし、別にそのままでいいやと思っていたのですが、パートナーと生活リズムが合わなかったり、仕事の効率が悪かったりで、不都合が出てきてしまいました。

そんなわけで自力で朝方に戻そうと色々試したけど無理で、市販の睡眠導入剤も微妙だったので、結局通院してみることにしました。なにかしらの睡眠障害かな、と思ったので。

そしたら、違う病気でした。

初めての心療内科

S. Hermann & F. RichterによるPixabayからの画像

睡眠のことに強いお医者さんが良いなーとネットで探していたら、比較的近所によさそうな病院があり、初めて心療内科に通院しました。

行ったことのないジャンルの病院だし、ちょっとハードル高いな、と思いつつ頑張って電話をして予約。いざ病院へ。

念のため、睡眠の記録を2週間ほど記したノートをもって向かいました。(記録したこと覚えてたので、直接お医者さんにノートを見せることはなかった)

予想外の不安神経症・強迫性障害

MonfocusによるPixabayからの画像

問診票には睡眠に関して初めて問題を感じた、保育士の頃のことから現在のことまで、ざっくり記入しました。

当時は一般的なシフト制で、早番もあれば遅番もあり、土曜もでたりする普通の勤務。

でもいつの日からか夜ベッドに横になっても、考え事が止まらなくて脳みそがずっと活動してて、目が覚めてしまって、全然寝付けない。

一日子供たちと過ごして外で遊んで疲れてて、食事も普通にとってるのに、眠れない。

朝が近づいてからやっと寝れたと思っても、すぐに出勤時間で、2~3時間の睡眠で出勤が続き、体調が悪いなと思ったら、内科で「自律神経失調症」の診断。(1年以上前)といったことがありました。

そんな経緯を記入して、診察でもお医者さんに伝えました。今は保育士辞めたので多少良くなってること、でも現在も寝付くのに時間がかかったり、長時間寝てしまうこと、夜は寝られず昼間寝ていること、寝起きが悪くてイライラすること、などなどを質問に答えつつ話しました。

それ以外に、こんなことに困ってない?こういう行動することある?など、睡眠に関係ないなぁという質問も受け答えしていった結果、お医者さんに言われたのは、

「不安神経症、あと軽い強迫性障害。」とのこと。

えっ、なんか全然予期せぬ病名ついた。

びっくりして、うなずくことしかできなかったけど、なんだか説明を受けているうちにいろいろと、そういうことだったのか。と腑に落ちたのでした。

そんなわけでお薬の説明も受けて、薬飲んで様子をみる生活が始まりました。

もともとHSPだから、しかたないよな~って思ってたことが、そうじゃなくて不安症の部分だった!気づかされた点もあったので、HSPさんで生活しんどい人は、ぜひ病気も疑ってほしいです。

1週目で3時までに寝られるようになった

KatinkavomWolfenmondによるPixabayからの画像

薬がよく効いたようで、朝を待たなくてもちゃんと眠気がきて、すっと寝られるようになりました。

ちゃんと寝られるから、ちゃんと起きられて、昼間に仕事とか活動できる。すごく気持ちが楽になりました。

もともと朝の6時か7時に寝ていましたが、2時か3時には爆睡。

2週目で12時までに寝られるし朝7時には起きられる

Free-PhotosによるPixabayからの画像

え、私こんなに悩んでたのに、薬飲み始めたらこんなにすぐ人間らしい生活できるんだ…

ってくらい劇的に、朝型で人間らしい快適な生活が戻ってきました。

長く寝すぎることもなくなったし、だからといって寝起きも悪くないし、元気に動ける。調子が良すぎて怖いくらい。

昼間にたまに眠気がくるけど、目覚まし掛けて10分寝ればすっきりして、また動ける。健康体すぎる。お薬すごい。

12時~7時の睡眠で、6時くらいに起きる日もあるくらい。しかもすっきりしてるから、動き出せる。

3週目でお薬少し減らしたけど、変わらずイイ感じ

Free-PhotosによるPixabayからの画像

調子がいいのと他の要素も相まって、お薬を少し減らすことになった3週目。

とくに変わらず元気なので、ずっとできなかった家の細かいところの片づけをし始めた。

仕事もぼちぼち入ってきたけど、なんだかんだクリアできて、睡眠もちゃんととれる。

私全然夜型じゃないし、ロングスリーパーでもないのでは?お薬のおかげなの?と思いつつ、どっちでもいいや、とも思うようになりました。

4週目~で無事に昼間やりたいことをやっている

lil_foot_によるPixabayからの画像

現在約4週目、昼間にやりたかった勉強やアクセサリー制作などなど、調子に乗っていろいろしています。

実際今調子よく過ごせているのは、きっと薬のおかげが大きいので、まだ今後どうなるかわかりません。

でもやりたいことをやるのは良いこと、とお医者さんにも言ってもらえたので、ちょっとずつ良い方向へ向かえればいいのかなと思っています。

調子が良すぎて、このあと反動が来て何もできなくなったらどうしようと不安もあり、パートナーに相談したけど、マルっと優しく受け止めてくれたので、今のところなんとかなりそうです。

今後また変わったことあればブログ書きます。

病院行くまでの間に自力で朝方に直そうとした件

PexelsによるPixabayからの画像

結局私の場合、病的なものだったので効果が薄かったけど、自力で夜型を直すためにやったことをまとめます。

夜眠りたいけど眠れない方の参考になれば幸いです。

ベッドでスマホを触らない

PexelsによるPixabayからの画像

本当は、寝る前の数時間だか数十分は、スマホをみるのはやめましょう。ってやつなんだけど、それはできない。現実的ではない。

なのでギリギリまでベッドの近くの床でスマホ見て、満足したらベッドに横になるようにしてみました。

効果は微妙でしたが、「ベッドは寝るところ」って体に覚えさせるには良い方法かと思います。でも今私は継続できていません。

寝る前にだらだらスマホ眺めるのって、癖になってるし楽しいからやめられない…

寝るときはパジャマに着替える

これは今も継続してて、個人的には効果あり!

ベッドに横になる直前に、いわゆるどっからどう見ても「パジャマ」である衣類に着替えてから横になっています。

部屋着と寝る服を分けました。

起きたらなるべくすぐ、寝る服であるパジャマは脱いで部屋着か外出着に着替えます。

睡眠専用の服を決めるのは、体が寝るモードに入りやすいです。

GUの可愛いパジャマにしたのも、嬉しい気持ちで横になるために効果あって良かったなって思う。服が好きな人にはおすすめ!

コーヒーを減らす

dae jeung kimによるPixabayからの画像

カフェイン中毒で、朝から夜までアイスコーヒーを飲みまくっていましたが、間に水を挟むようにしました。

そしたら自然とコーヒー飲む量が減りました。夕方以降も(寝る時間が近づくにつれて)、なるべく水を選ぶようにしています。

ウォーターサーバーの水も美味しいし、これも効果あったと思います。今も続いてる。

ポイントは頑張りすぎないこと。夜もコーヒー飲みたくなったら、小さいコップでちょっとだけ飲む。無理すると続かないよ。

なるべく外にでる

フォトRaychanUnsplash

10分でも5分でも、朝でも夕方でもいいから、外に出て日を浴びて外の空気を吸う。

なんもないときは、ポスト見に行くとかゴミ捨てるとか、1分でも外に出る。

最近も2~3日に1回は散歩したりしてるので、続いてる方です。

本当は毎日やりたいけど、なかなかできません。

あとはちゃんと歩くとか、運動もした方がいい。わかっちゃいるけどこれもなかなか難しいですね…

まとめ

昼夜逆転生活になって、自力で朝方に戻せなくて、心療内科に行ってみたら睡眠障害じゃなくて、不安神経症と強迫性障害だったというお話でした。

薬はやっぱりお医者さんに処方してもらったものが効果を実感できるし、悩んでたことも専門家なら解決に導いてくれるんだなと改めて思いました。

食事・睡眠・生活で困りごとがあって、自力で解決しないことは、お医者さんなり専門家を頼るべし。

睡眠の異常が必ずしも病気だとか、そういうことが言いたいわけではありません。1つの可能性としての話です。必ず自分にもあてはまる!とは限らないのでご注意ください。

タイトルとURLをコピーしました