彼女との二人暮らし、現在進行中のひよけです。
セクマイカップルさんに、なにはともあれ、同棲はとってもオススメです。すごく心が安定するし、生活もしやすい。
これから同居を考えてる人の参考になれば幸いです。
二人暮らしを始める前に

新しい暮らしを始める前には準備が必要。特にお金はどうしてもたくさんかかるので、少なくとも20~30万は貯金があるのが無難。
貯めることが難しいなら親など家族に借りることもあるでしょう。ということは心の準備も必要になりますね。
親・家族には伝える?
私達の結論としては、二人暮らしをすることは伝えるけど、友達とのルームシェアということにしました。
理由は
・セクマイであることをまだカム(カミングアウト)したくない。
・ルームシェアが世間的に流行り始めた時期だった。
家賃も折半なら少ないお金で広い部屋に住めて良いね、女の一人暮らしより二人の方が安心。と色んな意味ですんなりOKがでました。
不動産屋さんへ2人で行こう
出来れば二人で不動産屋さんに行くのがオススメです。二人で暮らす家なので、実際の部屋を二人で見た方が良い。
お互いの条件も事前にすり合わせておくと時間も短縮できて良きです。
ちなみに私の譲れないポイントは
・鉄筋コンクリート
・室内洗濯機置き場
彼女の譲れないポイントは
・二口コンロ
・温水洗浄便座
通勤先との距離とか交通費とか、築年数とか家賃とかは価値観が分かれるところなので、不動産屋行く前にネットで色々見ながら、二人ともが住みたいと思える条件をまとめておくこと!
二人暮らしが始まったら

幸せな同棲生活が始まったら、すぐに現実がやってきます。
カーテンやベッドや食器から、何もかもを揃えたり。(どっちかが一人暮らし経験あればこの辺は問題ないけど)
家賃や食費、光熱費、通信費、お金の問題が日々隣り合わせです。
生活費はどうするか問題
二人暮らしをしてるとよく聞かれますが、うちの場合生活費は、二人のお金を二人で使っている、という認識です。
これはあくまでもうちの場合ですが、実際に銀行口座を一緒にしているわけではなく、まずは彼女のお金から使っていき、それが減ってきたら私の方から出す、という感じ。
なので私の方にいくらか残ることになりますが、それは二人のお金。
旅行で多くお金を使う時や、大きな家電や家具を買う時にはそこから出ます。
重要なのはお互いのお金の状況を把握していることだと思います。「私ばかり支払いが多い」「相手がどのくらいお金あるのか謎」ってなると不満が募ると思う。
まあ二人共が高所得者なら問題無いのかもしれませんが。
家事分担はどうするか問題
仕事の忙しさを互いに把握しつつ、家事の分担が必要です。片方の負担が多いと喧嘩になります。揉めます。不満が出ます。
苦手なことはしっかり伝えましょう。
うちの場合、私は「料理が苦手」彼女は「洗濯物が苦手」。たまたまうまいこといったので、分担できました。
あとは掃除ですが、水回りは私が、部屋などは彼女が、たまたま得意だったので、そこも分担しています。
重要なのは相手にやってもらっていることに、口出しも手出しもしないこと!文句があるなら、こだわりがあるなら、それは自分でやりきること!
便利なものはガンガン使いましょう。ロボット掃除機、食洗器、ウォーターサーバー、ネットスーパー。
特にネットスーパーは使わない手はないと思っています。重い思いをせずに、余計な時間を使うことなく、自宅で買い物ができるなんて、良いことしか無い。現代に生まれて本当に良かった。
イチャイチャしなくなるって本当?
正直、人によると思います。うちも頻度は減ったけど、その分安心感が増して他の部分で満足できるようになったというか。
私は昔から精神的に不安定になりやすかったんだけど、それはだいぶ良くなりました。
いつも家に帰れば、安心できる人がいて、受け止めてもらえるって思えるようになったから。
正直、一人の時間は減るけど、今はこれが一人でしたい、というのも伝えられるようになったので、大丈夫です。そこはもう信頼関係だと思うし、話し合いが必須かと思います。
まとめ

同性同士に限らず、人と暮らすっていうのは、お互いに思いやりが必要だし、話し合いが必要。感謝も当然、日々大切です。当たり前のことなんて何一つ無い。
恋人なんだから!一緒に生活してるんだから!これくらい普通でしょ!っていう考えは、大体片思いです。それは言わなきゃ伝わりません。
そして自分の中の「普通」は相手にとって「普通ではない」ことも沢山あります。
それまでのそれぞれの暮らしが違う者同士が一緒に暮らすのだから、お互い譲り合っていく姿勢もないと、絶対続かないです。
とはいえ、同居で得られる安心感、幸福感は他には無いものがあるし、特に結婚が出来ない同性カップルにとっては、大きな節目にもなると思います。
みんなが幸せに暮らせますように。